まるごとアドリブ

ジャズの知識ゼロで「アメリカ唯一のジャズ専門音大」に留学したドラマーの奮闘記。

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英語歴15年目の帰国子女が紹介!英語にちょっと慣れた頃に起きた恥ずかしい失敗談5つ

どうも、最近の口癖は"Sweet(いいね!)"のマルヒロです。

 

つい先日こんなツイートをしたところ、予想以上に共感していただきまして、いいねが500以上つきました。

 

「あー、結構こういう失敗って皆さん経験してるんだなー」と思ったので、ほかにも似たような失敗談がないか思い出してみました。

 

それらの経験談を、事例⇒解説の流れでご紹介していきます。

 

共感したり、バカにしたり、参考にしたりしていただけたら嬉しいです!

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Happy Birthday!に大してYou tooと返す

(洋服屋さんでお会計中)

 

店員:The total will be 69 dollars.

マル:I would like use my birthday coupon.

店員:Sure thing! You're new total is 55 dollars.

マル:Sweet! Here you go.

店員:Alright, you are all set. Oh, and happy birthday!

マル:Thank you! You too!

店員:(Huh...?)

【解説】

冒頭で紹介した「条件反射のHow are you」と同じパターンです。

 

英語圏で生活していると、別れ際に

 

"Have a good day!"

(素敵な一日を!)

 

という挨拶をよくかわします。

 

これに対しての返答は、"You too!(あなたもね!)"が一般的なので、僕はこれを条件反射で言うようになっていました。

その結果、誕生日でもなんでもない店員さんに「あなたもハッピーバースデー!」という訳の分からない返答をしてしまったのです。

 

 

ほかにも、空港での"Have a good flight."や、ファストフード店での"Enjoy your meal."などもよく聞く別れ際の挨拶ですが、"You too"で返すとおかしくなってしまうので気を付けましょう。

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医者に「元気です!」と伝える

(体調不良でかかりつけの内科へ)

 

医者:Hi Hiro. How are you doing today?

マル:Good, how are you?

医者:Wait, why are you here then? Haha...

【解説】

これも条件反射が呼んだ事故です。

冒頭のツイッターの投稿でも説明していますが、どうしても"How are you?"と聞かれると、"Good, how are you?"と返してしまう癖がついていたんですよね。

 

だから、体調が悪くて病院に行ったのに

「調子はどう?」

「うん、いい感じ!」

というおかしな返答をしてしまいました。

 

先生が「え、じゃあなんで病院に来たの?」と笑いながら返してくれるまで、自分の言っていることがおかしいことに気づきませんでした・・・。

What's up?にいちいちちゃんと答えようとする

(朝、学校で)

 

友人:Hey Hiro, what's up?

マル:Hey man! I was just studying for my English test because last night I was told that this test is seriously going to affect our grades. You know, I think I told you this before but...

友人:Okay, let me tell you something dude. You don't have to tell me what is really up when someone says "what's up?" It's just a greeting.

【解説】

What's upになんて返したらいいのかわからない!

という英語学習者の方は多いと思いますが、僕も長年悩んだ一人です。

 

そんな中、What's up?には「なんか面白いことあった?」という意味があるということを学んだ僕は、それ以降"What's up?"と聞かれるたびに「その日あった面白いこと」を答えるようにしていました。

 

ですが実際には、"What's up?"は「うぃーっす」くらいの軽い挨拶なんですよね。

 

だから

"What's up man?"

"Hey! What's up?"

という、一見かみ合っていないこのやり取りのほうが、むしろ自然な"What's up"の使い方というわけです。

 

もちろん、どうしても伝えたい大事件が起きた場合には

"What's up?"

"Well actually..."

と話し始めてもいいんですが、特に伝えることがないときにまで無理する必要は一切ありません。

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「隣座ってもいい?」に対して「いやだ!」と言ってしまう

(学校の食堂にて)

 

友人:Do you mind if I sit next to you?

マル:Yes!

友人:Oh, you do mind...?(怪訝そうな顔)

マル:(え、なんか言っちゃった?)

【解説】

これは英語を勉強している人なら一度は経験のあるトラップだと思います。

 

なにかの許可を得るときには

 

"May I..."

"Can I..."

 

などの表現を使うのが一般的ですが、

"Do you mind..."

という表現もかなり頻繁に使われるんです。

 

これ、意味としては

「○○したら嫌?」

という聞き方をしているので

 

許可する際には

"No, I don't mind."

と返すのが正解になります。

 

僕のように"Yes!"と答えると、

「うん、めっちゃイヤ!」

という意味になってしまうので気を付けましょう。

 

とはいってもこの表現はネイティブの人でもややこしいらしく、

 

最近はネイティブ同士の会話でも

 

"Do you mind if I sit here?"

(ここ座ったらいや?)

"Yes, go ahead."

(うん、座りなよ)

 

というやり取りを聞くので、あまり気にしないでもオーケーだと思います。

Sure=Yesだと思い込む

(男女数人での会話)

 

友人A(女子):I know I'm not attractive.

友人B(女子):What are you talking about? Everyone in this class will tell you that you're attractive. Right guys?

友人C(男子):Yeah, you're not just good looking, but you are also very sweet. Right Hiro?

マル:Uhh... sure!

一同:(えっ・・・)

マル:(えっ・・・)

【解説】

日本語の「はい」に該当する言葉って、"Yes"以外にも色々ありますよね?

 

英語にちょっと慣れてくると、同じ言葉ばかり使うのがなんだかダサく感じてきてしまって、いろいろな表現を使いたくなってくると思います。

 

僕もご多分に漏れず、毎回"Yes"と言わないようにものすごく意識をしていた時期がありました。

 

そんな時期に多用していたのが、"Sure"

"Yes"より軽くて、なんだかネイティブっぽくて愛用していました。

 

でも"Sure"には

 

「まあね」

「かまわないよ」

「はいはい」

「君がそういうならいいよ」

 

といったニュアンスがあり、プラスな肯定の印象を与えづらいんです。

 

 

 

つまり上の場面で"Sure"を使うと、

「僕は別に特別かわいいとは思わないけど、みんなのその意見は否定しないよ」

みたいな冷たい言い方に聞こえてしまったんです。

 

僕としては「うん、そうだね!」というつもりで言ったのですが・・・

 

その後その場で

「おい、ヒロ。Sureってのはな・・・」

とニュアンスの解説をされた僕は、ひたすら謝り倒しましたとさ。

さいごに

ということで今回は、僕が実際に体験したちょっと恥ずかしい英語の失敗談を5つ紹介しました!

 

確かに失敗をした瞬間はだいぶ恥ずかしいですけど、そういった経験をして学んだことって絶対に忘れないので、むしろ貴重な経験なんじゃないかなって思います。

 

しかも数年経ったら、こんな感じで仲間と笑い話にもできますしね。

 

ただ、僕が今回紹介した失敗の中には、相手によってはかなり失礼になるものも含まれているので、そこだけは十分に注意してください!