笑いながら英語力チェック!英語学習15年目の僕が教材として見てきたアメリカのコメディ番組を難易度別に紹介
どうも、小学生の頃の夢は「ダウンタウンの再来と呼ばれるお笑い芸人」だったマルヒロです。
英語学習を進めている皆さん、
「今の自分の英語力ってどんなものなんだろう?」
と思うことってありますよね?
そんなときにおすすめしたいのが、海外のテレビや映画を観ること。
「1年前は全く理解できなかったけど、今は字幕なしでもストーリーがわかる!」
「子供番組レベルの英語なら100%理解できたぞ!次は大人向けドラマが理解できるように頑張ろう!」
といったように、自分の成長度をわかりやすく教えてくれる指標になります。
その中でも今回は、僕が自分の成長度を測るために見ていたアメリカのコメディ番組をご紹介します。
この記事を使って、自分の英語話者としてのレベルがどれくらいなのかを笑いながら測っちゃいましょう!
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- 番組紹介の前に伝えたいこと
- 難易度★☆☆☆☆:iCarly
- 難易度★★☆☆☆:Spongebob Squarepants
- 難易度★★★☆☆:The Office
- 難易度★★★★☆:Family Guy
- 難易度★★★★★:The Daily Show
- 自分の好きな番組を教材にしよう
番組紹介の前に伝えたいこと
なぜコメディ番組なのか?
コメディ番組は、その国の言葉・文化・歴史をある程度理解していないと笑えないことが多く、言語を学ぶひとにとってはかなりハードルが高いと個人的に思っています。
だからこそ、
コメディ番組を使えば、単純な英語の知識以上の「海外で通用するコミュニケーション力」の度合いをチェックできるのです!
(今回紹介するのはアメリカの番組なので、これらの番組の笑いを理解できたら、アメリカのネイティブスピーカーばりのコミュニケーション力があるということになります。)
番組の選び方
僕自身が7歳のころから現在までの15年間で実際に観てきたテレビ番組のみをピックアップしています。
ですので、
「おいおい、その作品を紹介するならこっちの方が先だろ」
みたいなツッコミは心の中にそっとしまっていただくか、ツイッターのDMでお願いします。
とはいえ、できるだけ全国的な知名度のあるメジャーな作品をピックアップしていますので汎用性は保証いたします。
では、初級レベルから順にみていきましょう!
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難易度★☆☆☆☆:iCarly
【番組概要】
シアトルの高校に通う親友同士のカーリーとサムが、ひょんなことからウェブ配信番組のスターとなり、番組の技術担当で機械オタクのフレディーや、カーリーの兄のスペンサーと共に色々な事件に巻き込まれていくドタバタコメディ。
【解説】
ニコロデオンという子ども向けチャンネルで放送されていた、小中学生向けの実写ドラマのひとつです。
いわゆるSit Com(シチュエーションコメディの略)といわれる系統の番組で、テレビの中から笑い声が聞こえてくるのが特徴です。
iCarlyに限らず子供向けチャンネル内のドラマは、使われる英語のレベルが簡単&実用的で、演者の動きも大袈裟なので、ストーリーが理解しやすいです。
1話完結型のストーリーがほとんどなので、初見でもかなり楽しめます。
学校あるあるも沢山登場するので、特に英語を勉強し始めた留学予定の学生さんや、駐在予定のお子さんにオススメです。
【類似番組】
Henry Danger
Suite Life Series
Bunk'd
Game Shakers
などなど
難易度★★☆☆☆:Spongebob Squarepants
【番組概要】
海底のパイナップルに住む黄色いスポンジと海の仲間たちのヘンテコな生活を、シュールかつポップに描いた大人気アニメシリーズ。
【解説】
日本でも割と知名度のある作品ですね。
アメリカでは1999年から放送されている長寿番組で、アメリカ人で知らない人はいないと言えるほどの知名度です。
「アニメの方が実写ドラマより難しいの?」
と意外に思われた方もいるかもしれませんが、スポンジボブのお笑いは
おバカ50%+シュール45%+アダルト5%
で成り立っています。
アメリカの一般社会でのあるあるや、大人しかわからない言葉遊びも含まれており、レベル1の子供向けドラマよりも総合的な知識が必要です。
日本でいうクレヨンしんちゃんのような立ち位置です。
もちろん、キャラクターの動きや感情は実写ドラマより分かりやすいので、英語が完全に理解できなくてもある程度楽しめます。
僕は渡米してからずっとスポンジボブを見て育ってきましたが、22歳になってやっと理解できるジョークなどもあり、今でもスポンジボブから学んでいます。
全ての世代が、英語とアメリカ文化を笑いながら勉強できる汎用性の高い教材です!
【類似番組】
Phineas and Ferb
Chowder
The Amazing World of Gumball
難易度★★★☆☆:The Office
【番組概要】
スティーブ・カレル演じるマイケル・スコットを中心とした、とあるオフィスワーカーたちの「ありそうだけどどこかおかしい日常」を、ドキュメンタリータッチに撮影したモキュメンタリー作品。
【解説】
スポンジボブなどのアニメ作品と、iCarlyなどの実写コメディである程度笑えるようになった僕は、大人向けのコメディドラマを見るようになりました。
登場するボキャブラリーや時事ネタが豊富になり、きつい外国なまりの英語を話すキャラクターも登場するようになります。
とはいえ、動きやシチュエーションによる笑いもある程度存在するので、眺めているだけでもある程度は楽しめるように作られています。
【類似番組】
Friends
Two and a Half Men
Oramge is the New Black
Big Bang Theory
など
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難易度★★★★☆:Family Guy
【番組概要】
東海岸の架空の街クアホグに住むピーター・グリフィン一家の、シュールで暴力的で下ネタ満載な毎日を描く大人向けアニメ作品。
【解説】
クレヨンしんちゃんを100倍大人向けにしたような問題作です。
キャラクターの頭は吹っ飛ぶし、下ネタは頻発するし、人種差別も平気でします。
実写ドラマでは不可能な演出も、アニメだからこそ実現できちゃいます。
その行き過ぎた演出は過去に何度も騒動になっており、はっきり言って好き嫌いがかなり分かれる作品です。
その代わり、政治や芸能関連の時事ネタやパロディがものすごくたくさん登場するので、本当にアメリカ社会のことを分かっていないと笑えません。
だからこそ、自分の実力チェックにはもってこいなんです!
逆にそういうのをわかった状態で見ると、かなりの高確率でツボに入ります。
僕はどの回を見ても、大体3か所くらいは腹を抱えて笑うシーンがあります。
【類似番組】
Simpsons(Family Guyほど過激じゃない)
American Dad(Family Guyと同じ作者)
King of the Hill(圧倒的にこっちの方がシュール)
South Park(Family Guyよりさらに過激)
難易度★★★★★:The Daily Show
【番組概要】
南アフリカ出身のコメディアン、トレバー・ノアが、ニューヨークからお届けする社会風刺型ニュース番組。月曜から金曜日まで毎晩30分放送中。
【解説】
深夜帯によくやっている、時事問題をコメディアンが扱う番組のひとつです。
その中でもかなり長く続いている番組です。
ニュースの内容は多岐にわたりますが、多くはアメリカの政治に関連したもの。
毎回かなり深いところまで問題を掘り下げ、どういったことが問題なのか、世間ではどういった意見が上がっているのか、なども分かりやすく教えてくれます。
そして極めつけはトレバーの切れ味鋭いツッコミ!
この番組はかなりリベラルな立ち位置なため、保守派の政策についてはかなり鋭く切り込んでいきます。
その切り込んでいく際のワードチョイスや例え方が、毎回秀逸すぎるんです!
僕もかなりリベラルな人間なので、番組を見終わった後は
「よくぞ言ってくれた!」
というある種の爽快感が残ります。
もちろんこれらの内容を伝える過程で、別の時事ネタ・あるあるネタ・皮肉たっぷりのアメリカンジョークなどを交えていくので、すべてを理解するにはかなりの教養が必要です。
しかもニュース番組風の演出のため、演者の動きは少なく、今まで紹介したアニメやドラマと比べて内容がかなり理解しづらいです。
僕も最初から最後まで完璧にすべてのジョークを理解できたことは一度もありません。
でもだからこそ、理解できた時はすごくうれしいし、もっと勉強しようというモチベーションにもつながります。
この番組を見ながら笑えるようになったら、もうあなたはアメリカのネイティブスピーカーばりの力を備えているといっていいでしょう。
【類似番組】
Last Week Tonight
The Late Show
The Tonight Show
自分の好きな番組を教材にしよう
今回ご紹介した
iCarly, Spongebob Squarepants, The Office, Family Guy, The Daily Show
の5番組は、すべて僕が面白いと思って定期的にみるようになったものです。
決して勉強のために見ていたわけではありません。
もちろんきちんとした教材を用いて勉強する時間も必要ですが、僕がこれらのコメディ番組を選んだように、自分が何回も見たいと思えるテレビ番組や映画を使って英語を勉強するのもかなり効果的です。
好きなものを教材にしている限りは、勉強に飽きることもありません。
みなさんもこの記事を参考に、長く愛せる「自分だけの教材番組」を見つけてみてくださいね!
ではまた次の記事でお会いしましょう!