まるごとアドリブ

ジャズの知識ゼロで「アメリカ唯一のジャズ専門音大」に留学したドラマーの奮闘記。

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アメリカで生き抜くために自分の笑顔力を鍛えよう

どうも、くしゃっとした笑顔の女性がタイプのマルヒロです。

 

みなさんは自分の笑顔にどれくらい自信がありますか?

写真を撮る際に「もっと笑ってー」と言われたことはありませんか?

 

僕の経験上、日本にずっと住んでいる人は、アメリカに住んでいる人に比べて笑顔の作り方がへたっぴな人が多いと感じます。

 

でも笑顔って、コミュニケーションを円滑にするためにはとてつもなく重要なツールです。特にアメリカで生活するなら、笑顔を瞬時に作れることはものすごく重要なスキルになります。

 

ちなみに僕は小学校時代に徹底的に笑顔の練習をしたので、自分の笑顔にはかなり自信があります(あとで証拠の自撮り画像載せます)。

 

東京ディズニーランドでキャストとして働いていたころには、先輩キャストに

「マルヒロくんの笑顔をみんな見習ってほしいわ」

と言われたことすらあります。

 

ということで今回は、魅力的な笑顔を手に入れるための方法と、実生活で笑顔を使う場面をマルヒロが徹底解説していきます!

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最大のコツはほっぺたを引き上げること!

アメリカ仕込みのスマイルを作る際に最も重要なのは、口角でも歯でもなく、っぺたの筋肉です。

 

よく日本の接客サービスのマニュアルやマナー指導の本などでは、割り箸を口にはさんで口角を上げる練習が推奨されていますよね?

でもあの方法で口角をひっぱりあげようとすると、割とすぐに口周りがぷるぷるしてきませんか?

 

その状態で鏡を見てください。

 

かなり「ひきつった笑顔」をしていると思います。

 

確かにこの割り箸方式は、上品な微笑みを作るためには効果的な方法なのかもしれません。

ですがその程度の微笑みではアメリカでは通用しません。

 

そのひきつりスマイルの状態から、もう少しだけ口を横に大きく広げ、さらに頬の筋肉(特に目の下の部分)をぐっと上に持ち上げてみてください。

 

頬骨のところがぐっと上に上がって、視界が少し狭くなったら成功です。

 

この状態だと口が逆三角形になり、目が自然と細くなると思います。

 

これこそが理想とするスマイルです。

参考として、恥ずかしながら僕の自撮りを載せてみます。

 

あくまで参考です。

 

別にうぬぼれているわけではないですからね?

 

たたかないでくださいね?

 

いいですね?いきますよ?

 

では、どうぞ

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一番左が「日本人の写真でよく見るひきつりスマイル」

真ん中が「自然なスマイル」

一番右が「ディズニーキャスト風の全力スマイル」

 

ひきつりスマイルとそうじゃない2つを比べると、頬と目の下に力が入っているのが画像からも多少は伝わると思います。

 

もちろん右の全力スマイルをしなくても、真ん中のように頬をすこし上げるだけで簡単に笑顔は作れます。個人的には、歯を見せるように意識するより頬を意識したほうが自然な笑顔になりやすいと思います。

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歯は上だけみせる

できあがったスマイルをさらに魅力的なものにするなら、上の歯だけを見せることを意識しましょう。

というより、下の歯まで見せようとする必要はありません。

 

「口を大きく開いて笑って」

 

というと、頑張って下の歯を見せようとあごの部分に力を入れる人がいるのですが、それでは逆効果です。

 

あごに力が入ると笑顔が不自然になります。

さらに心理学的にも、魅力的な笑顔は上の歯だけがしっかり見えている状態だということも証明されています。

 

無理して下の歯を見せても、損しかしないということですね。

どんな場面で笑顔を使うのか?

さあ、ここまで読んできた人は全員もれなく素敵なスマイルを習得していると思いますが、重要なのはこのスマイルがどんな場面で必要になるかということです。

 

ここからは、僕がアメリカで生活するうえで意識して笑顔を作る場面をご紹介していきます。

挨拶

これはアメリカに限った話ではないですが、やっぱりコミュニケーションのきっかけとなるのは挨拶。

 

初対面だろうが、長年の友人だろうが、気持ちの良い笑顔で挨拶をかわすのは人としての最低限のマナーだと思います。

 

特にアメリカでは、街中ですれ違った赤の他人やスーパーの店員さん相手にも

"Hi, how are you doing?"

と声をかけることがよくあります。

 

こういったときには特に、

「私はあなたのではありませんよ」

という意味を込めて、満面の笑み明るく声をかける必要があります。

 

ほかにも、自分が電話で話している最中に知り合いが通りかかったときに、声を出さずにアイコンタクト笑顔だけで

「ちゃんとあなたのことを認識してますよ」

というメッセージを送ることもあります。

 

さらに、声が届きづらい距離や環境にいる知り合い(オフィスの窓越しなど)に挨拶する際にも、アイコンタクトと笑顔で済ませることが多いです。

 

  • 目があったらすかさず笑顔を作る
  • "Hi"と言いながら笑顔を作る

 

この2点を意識することは、アメリカで生活をするうえでかなり重要です。

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相槌の代わり

日本人の英語学習者が戸惑うことのひとつに、英語と日本語の相槌の違いがありますよね。

 

 日本語では、実際に「うん」や「そうだね」などの言葉を発することで話し手に対するリアクションをとります。

一方英語ではそういった「相槌」に該当する言葉はほとんどなく、無言でアイコンタクトと表情の変化でリアクションを取ることがほとんどです。

 

 そうなると、重要になってくるのが表情

相手がハッピーな話をしているときには笑顔を、相手が悲しい話をしているときには泣き顔を作る必要があります。

 

特に笑顔は話題に関わらず

「あなたの話を聞いていますよ」

という意味にもなるので、会話中に笑顔を作るタイミングというのはかなり多くなります。

 

相手が話している最中に目を合わせてきたら、たまにニコッとしてあげるように意識するといいと思います。

証明写真

日本で履歴書や免許証の証明写真を撮る場合、基本的には無表情で撮らないといけませんよね?

一方アメリカでは、一部例外を除いてほとんどの証明写真に笑顔で写ることが可能です。(パスポートの場合は目元の形が変わりすぎてしまうほどの笑顔はNG)

 

むしろ写真を撮る際に、

「あんた笑わなくていいの?」

と言われることすらあるので、

 

口角と頬が上がった自然なスマイルを瞬時に作れるようになっておくと何かと便利です。

学校のPicture Day

アメリカの学校では、年度のどこかのタイミングでほぼ必ずPicture Dayという日が設けられています。

 

Picture Dayはその名の通り、全校生徒が自分の写真を撮ってもらう日です。

 

もちろん記念として家族が購入することも可能ですが、この写真はその後1年間、様々な場面で使われます。

例えば、学校内での表彰や、スポーツチームのメンバー紹介、学生証、イヤーブック(年度の終わりに配られる1年間の思い出を記録したフォトブック)などに使われます。

 

それだけ重要な写真なので、アメリカの子どもたちはみんなおしゃれをして、バシッとポーズも決めて写真撮影に臨みます。

 

僕はアメリカの現地校で初めてPicture Dayを経験した際、いったい何のための撮影なのかもよくわからなかったうえに、笑顔の作り方もへたくそだったために、ものすごく中途半端な顔をした写真を一年間使う羽目になりました・・・。

 

そんな思いをしないためにも、アメリカの学校に通う予定のある人は、今のうちに笑顔の作り方を練習しておきましょう。

まとめ

さあ、ここまで読んだあなたは、きっとハリウッドスターのような素敵なスマイルをすでに手に入れているはずだと思います。

 

とにかく頬の筋肉と上の歯を意識して、リラックスした笑顔をマスターしましょう。

 

いい笑顔の作り方がマスターできれば、挨拶も、相槌も、証明写真ももう怖くありません!

そのスマイルを武器に、どんどん友達を作っていっちゃいましょう!

 

ではまた。